2019年 10月 18日
アグラオネマですが、サトイモの仲間ですので草体の茎部分や根塊部分をカットや分割しても殖えると言えば殖えますが、成功率はかなり低いです。現状確実なのは「取り木」と今回紹介する「タケノコ割り」の2通りです。まずはモデルの紹介。










いわゆるメルカリ棒。これから葉っぱ1枚出るまで1年仕事。あと眼鏡さんですらかなりの確率でロスします。ちゅらい...

タケノコは芋塊を切ってしまってから育てるのはかなり難しいです。あくまでタケノコは大きくしてから切るものですし切った部分はセルフで直ぐに植え込みます。発送したり転がしている間にかなり劣化して傷みます。ここ試験に出るからねっ!!順番や植え込むタイミングを間違えるとタケノコ割りは上手く行きません。難易度と成功率で言えば取り木が一番ですが、こういう殖やし方もあると知って頂ければ幸いです。
植え替えるタイミングと発送についてもちょうどいい素材なので追加で説明。
葉っぱ3枚出てドリルが開いて4枚目。このサイズなら植え替えも抜き株での発送も無問題(真夏真冬は除く)かなり雑に扱ってもロスはないです。ただ作を考えると早い目に植え替えないとペンギンになるサイズ。発送するなら根はミズゴケ(最悪キッチンペーパー)で巻いてあげましょう。
葉っぱ2枚にドリルが出かけ。自宅でセルフで植え替えるなら問題なし。ただ抜き株で発送するには要注意。根はしっかりミズゴケで巻いてあげるなどの一工夫は必要。



さっきよりサイズは小さいが3枚目のドリルが出ているので、こっちの方が扱いやすい。植え替えも発送も可能です(でも発送は根をミズゴケで覆ってあげましょう)

難物2株。手前は固形肥料を施肥して1か月要観察。この状態で植え替えると予後が悪いケース。もう少し育ててみたい。上の葉っぱ1枚にドリルの株は、自宅でセルフで植え替えるなら適期。なお抜いた株でのトレードや発送はちょっと気を遣うサイズ。株周りのミズゴケごとごっそり抜いて送るか施肥して1か月様子を見る方がトラブルが少ないです。あと発送ですが趣味家の場合、基本的に8月と1-3月辺りは控えましょう。特に冬季、航空機利用の場合カイロの使用が絶対不可になりました。
【2019年11月21日追記】
前回撮影時から1か月ちょい経ったので追加で解説。


画像赤丸個体は植え替え適期。と言うかそろそろ植え替えないと植え替え後にペンギンになりやすいサイズ。今使用中のモスも一緒に植え替え(なんちゃって鉢増し)するなどして対処したい。
植え替え適期。このサイズなら植え替え後にペンギンになっても葉っぱ落とせば全体の作には影響しない。発送してもトラブルが少ないサイズです。初心者さんはこの葉っぱ2枚にドリルくらいのサイズを入手すれば難易度は低くなります。抜き苗じゃなくて出来れば鉢毎入手出来れば更に良し。


ちょっと判りにくいですがドリルのしっかり出ています。葉っぱ3枚に1ドリル。植え替えも購入もジャストサイズ。

前回葉っぱ1枚の株。やはり成長は一番遅かった。ただここまでくれば大丈夫。よっぽどやらかさない限りはロスはしません。葉っぱ1枚の株ですが次のドリルがちゃんと出ないと予後で難儀するケースがかなりあります。以下DMでタケノコ割について質問を頂いて個別には返信しましたが、別途まとめてQ&A方式で追記します。
Q:メルカリ棒とタケノコ割の違いってどこですか?基準は?
A:メルカリ棒の場合、成長の起点となるタケノコを育成する必要があります。これにかなりの時間(1年以上)が必要になりますしロスの可能性もあります。タケノコ割の場合、基本的に植え込んだ時点で成長が始まりますので、その分育成に掛かる時間も短くロス率も低いです。
Q:タケノコの大きな苗を購入しても大丈夫?
A:タケノコ割はあくまで「セルフ(自家用)」「直ぐ植える」が条件です。自前で切って直ぐ植えた場合、発芽率も成功率も100%でしたが切って数日経った苗や発送した場合はまだ実験していませんがかなり難しくなると思います。葉っぱ2枚+ドリル以上なら抜き苗にして発送しても十分耐えれます。
Q:初心者なんですが購入する際、大きい株が良いのか小さい株が良いのかよく分かりません。
A:扱いやすいのは間違いなく小さい株です。植え込んでもペンギンになりにくいですしロスの危険性は少ないです。なおサイズが大きい株(30cm以上)ですが抜き株で入手した場合、ほぼやらかすので扱いに難儀します。根が有っても機能するまで時間が掛かるので茎が倒れたり、葉っぱが倒れてペンギンみたいな株になりやすいです。ただサイズが大きい場合、ロスする可能性は小さいですしやらかしても再チャレンジの可能性はあります。中級者以上の方は基本的に大きな株は作り直しが前提と割り切っています。
Q:長い根っこは切っても問題ない?
A:切っても問題はありません。なお株のサイズ次第ですが最低限3本3㎝ずつくらいは残しましょう。もやし根だからと言って全切したら、予後悪かったです。事情で根が少ない場合は植え込んだ後、ケースに戻すんじゃなくてビニル袋温室で一週間程様子を見た方が良いです。植込み前の根回りの下処理ですが、かなり深いテーマですので日を改めてご紹介します。

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by daigorou11
| 2019-10-18 21:00
| 栽培方法











































































