朝飯は6時からでしたが、わざわざ別に作ってくれてスープカレーはるさめみたいな
もんと食パン、インドネシアにしては大変おいしゅうございました。フロントのお兄さんも
空港まで付いてきてくれて、兄ちゃんに代わってチケットを購入してくれました。

ジャカルタからわずか40分でべリテン島上空。よさそうな天気に「こりゃなんとかなるか?」
と期待に胸をふくまらして到着。到着と同時にマイナス1時間の時差。関空を経ってから
約20時間と案外近かったです。適当におっちゃん捕まえて、市内に向かう。この時点で
まだ10時だったので、予想では夕方にベリテン到着でしたら採集は予定していなかった
んですがせっかくだから採集開始。車はホテル手に配をして貰う。

Tanjung Pandanを拠点に時計回りで採集。海岸線沿いでいくつかエエ感じの川が
ありますが、成果ゼロ。サラワクやマレー半島に比べると、川自体が小さい。森も低木が
多くそういうシチュエーションだと大概は成果悪い。昼の4時頃までシダすら見つからず
仕方が無く「Waterfallがある」ってことでそちらに向かう。



小雨まで降ってきてこの時点で「今日は駄目だぁ~」と諦めるが神様は見捨てず
トラックの洗車場(と言っても単に河原)の片隅で、ベリテン初クリプト発見。結局は
トラックが入るために森が切り開けている分、光が入り込み易いってことです。
Cry sp Kg Kacangbotor産(速報よりサイズデカイです)



雨降ってるわ、夕方で光量足りないわで写真が少ないのはご了承下さい。
Cry sp Sg Kepayang産



Kg Kacangbotorのホント近所、Petawasも都合10km圏内。画像の水辺の落ち葉
みたいなのがクリプトです。マンディ場(洗濯兼風呂場)で、採集しているとおじさんが
出てきて、唯一川の名前が判る。

Cry sp Kg Petawas産

かなり増水。そしてカニ。カクミさんで泉山氏(うじ)に「なんで持ってこないんですか!?」
と激しく叱責。

ここでほぼ日没。雨も激しくなって終了。ホテルに帰って、水草の整理もそこそこに
後は寝るだけ。「何でも食べる。何処でも寝る。何とかする」が採集に必要な三要素。