ストリオラータ
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アウリも基本的には渓流系です。ストリオに関しては根から栄養取るというより
流されないように根を張る感じで岩と岩との間でも展開しています。
川幅がせいぜい5m程度の渓流ですので1日雨が降ると凄い流れになってしまう
ので「流されない」ようにしているんじゃないでしょうか?ただ夕立程度の雨だと
意外に水位が上がらないです。あと出現率はストリオ>ブローサ>アウリで
ストリオはあの一帯では4割くらいで出てきます。アウリは相当アタックしないと
拝めないですね。
サラワクに関して雨季乾季はほとんど関係ないです。以前はちゃんと調べて行って
ましたが、最近は全く考慮していません。ほとんど運みたいな部分があって、5km
単位で天気が変わるのでここは大丈夫だったけど、隣の川は駄目だったなんて
しょっちゅうです。今回もサラワク最終日はほとんど雨だったんですが、降り始め前に
採集すましたので、問題なかったんですが翌日に行っていればウエノイは駄目、
パントゥもかなり水位が上がっていたと思います。マレー半島南部やビンタン島、
リンガ島は雨季乾季しっかりしていますので、雨季に突っ込むとエライめに会います。
ただポイントさえ把握しておけば採集自体は可能ですが、新産地の場所探しは
難しいですね。湿性林ならそうそう水位はあがりませんが、渓流は急に鉄砲水が
出るので雨が降ったらとっとと撤収するのが原則です。
ヒルはタイや、マレーシアでも半島北部に集中しています。ポンドックタンジュンはほぼ
100%拝めます(笑)稲作の普及度で牛が多いと必ず居ますね。逆にサラワクや
マレー半島南部ですと1回採集にいって、1回拝めるか拝めないかくらい出現率低い
です。今回も1回も憑かれたことはなかったです。あと蚊は湿性林では必ずいますが
毎回エライ目に会うパントゥが水位が低くて更に気温が低くてほとんど出ず。逆に
セレポンでは襲撃されました。おおむね気温の上がる昼間はマシですが夕方に
採集するとひどい目に合わされます。向こうの蚊は虫除けスプレーなんて関係ない
ので、まあ刺すは刺すはひどいです。ただ、最近刺されたあとにマンディ(水浴)
するとかゆみが軽減されることが判ったので以前に比べてずいぶん楽になりました。
ちなみにヒルに食いつかれてもかゆみも無ければ痛みも無い。ただ血は止まらない。
ここ
>1:鈍感
>2:丈夫な体
>3:「なんとかなる」の楽観的思考と「なんとかする」の実行力
>4:時間が作れる
>5:1%の運をちゃんと拾える
>とたった5つの条件があれば、採集に行けます。ただ見返りは非常にすくないです。
以前書いた記事から抜粋です。今でも変わらないですね(笑)定職所帯持ちは不可、
飛行機嫌いだと駄目、体が弱いのも駄目。あと「採集に行きたいんですがどうすれば
良いですか?」なんて質問は飯の種ですので、一切お答えしません。あっしが受けた
アドバイスは「先に飛行機のチケット押さえるんですよ」です。確かにそうすりゃ~
パスポートなければパスポート手配しますし、休みが必要なら休みますし、そこに何が
在るか調べます。ぶっちゃけ、チケット買えばほぼ9割方は現地に行きます。
ホシクサは秋のイサーン、クリプトはサラワクに行けば鉄板です。ただサラワクは
日程的に厳しいのでマレー半島南部もオススメ。ビンタン、マレー北部は知っている人と
一緒じゃないと厳しいかも。シダはへそ曲げずに西表島が一番。あそこが熱いです。