抵当権は債権です。
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被担保債権が消えれば、随伴して消えるしおまけに物上代位で他人様の財産にも
ちょっかいを出す変なおじさんです。そうみると地上権も「自分の物権に金を払う」と
変な部分があります。結局純粋な物権は、占有権と所有権だけで他は人様が勝手に
作り出した人造物権ってことです。「早く物権になりたい」「オイラ、怪しいもんじゃ
ないよ~っ!」って指三本で言うんじゃない(ゲラゲラ)
はい、こんにちは。森に帰って愉快なミッフィーちゃん達とのんびり勉強していましたが
余りに出来が悪いので、心配した森の妖精たちが宇宙人を呼んでくれました。宇宙人の
脳内メーカーで兄ちゃんの頭を分析したところ、宇宙人曰く「こいつの頭は8割が金で
残りの2割がえっちなことで埋め尽くされている。こんなの見たことがない」そうです。
このままだとかわいそうと思ったらしく、なんか手術を施してくれました。
おかげでここ2週間は一を聞いて十を知る、問題の前半だけで答えが見えてしまうと
もはやNT(ニュータイプ)です。どれくらい頭が切れるかと言うと「日本の景気が悪いのは
1980年代に構造改革に失敗したからねちね。構造改革つっても産業界だけで構造改革
するなんて無理ねちね。高校大学を含めた教育機関と、銀行等の金融機関の3つが
共に構造改革しないと効果が出ないのねちね。」
産業界が重厚長大からITや先端技術に特化しようにも、大学や教育機関がそういった
部分の人材を送り込めるようになるのは時間がかかるのね。そんでもって、出来上がった
技術や特許をお金に換えるのにはお金が必要なのね。技術者には技術があっても、それを
お金に換える術はないのね。で、銀行はそういった技術にお金を貸す場合、技術を担保に
融資しないと行けないんだけど、今の銀行は土地の評価は出来ても技術の評価は全く
出来ないのね。で、技術はあるけどお金と担保が無いって人や企業は技術でもお金を
貸してくれるアメリカに移ったとさ。
構造改革なんて「今からやります!」って言っても来年にすぐ効果が出るもんじゃなくて
10年20年掛かる仕事です。ただ1980年代なら国も企業も国民も懐に余裕があったし
今の団塊の世代も社会保障を貰う側じゃなくて、支える側だったのね。そんでもって
1980年代にITや技術型に特化しうる教育水準と教育機関を持っていた国は数える
くらいでした。先日世界の長者番付が発表されましたが、日本もあの時にちゃんと
構造改革をしておけば、もう20人くらいは長者番付に送りこめたはずです。
「で、じゃあどうすんだ?」と言われても時間切れでございます。このことで書きたい
ことは山ほどありますが今日はここまで。多分続きはないです、はい。