5日目後半~6日目
|
食べてラーキンバスステーションに向かう。ピナン島行きのバスですが既に満席。
仕方が無いので、KLに戻ってピナン島に変更。11時にJBを出発すればKLまで4時間、
まさか夜の3時にピナン島行きなんてあるはず無いのは予想出来ましたが、「7時には
始発が出るだろう」とこれまたのんきな予想。KLからピナン島まで5時間掛かっても
半日は採集が出来るはず。
んが世の中上手く行かない。始めにKL行きがずっと満席で深夜1時発まで満席。
ラーキンバスステーションですがこれが凄く暑い。建物の建ってる場所がくぼ地の上に
風が通らない造りなもんですから本当に暑い。ここで3時間なにもせずに待つのは拷問
です。待っている間、ガイドブックでピナン島を調べていると、「ピナン島よかイポーの方が
近いし町も大きいし何かと便利そう」と奇妙な予想。結局KLからイポーに向かい、イポーで
宿泊とレンタカーを借りるに変更。やっと出発したバスで泥の様に眠って気付いた時
には既にKL市内でした。朝の5時過ぎにKLのプトラヤバスステーションに着いて、イポー
行きのバスを調べると始発が8時半。「もう殺してくれぃ!!」と心の中で叫ぶ。仕方が
無いのでバスステーション横のインターネットカフェでまた3時間ほど時間を潰す。
イポー行きのチケットを買うが何故か4列シートしかないと言う。普通マレーシアで高速バス
なら3列シートです。一度ババァに「イポーまでノンストップか?」と聞くが「ああノンストップ
だよ」とハッキリしたご回答。兄ちゃん、嘘つきには厳しいぞ。嘘つきのババァを捕まえたのが
運のつき。そのバスはノンストップどころかイポーのずっと手前で高速を降りて各駅停車の
ごとき停まっては降ろして停まっては乗せてと全然ノンストップじゃない。挙句クラッチの
故障で途中で降ろされて、また別のバスに載せかえられる。これがまた地元民用の
バスなもんだから停まってばかり。結局KLからイポーなんて4時間掛からないのに
6時間掛かり3時過ぎに到着。ザイディは見つからず、携帯無くして、リンガ島は遠くて、
車は2回も嵌まり、もうこの時点で「こりゃエリプチカも絶対見つからないな」と悪い
予感しかしませんでした。採集なんて調子が悪いときはこんなもんです。
取り合えずホテルを探して車の手配をして貰い、待って間にシャワーを浴びる。車は
すぐに来たんですが、今度はイポー近辺の地図を無くしている事に気付く。地図の
購入に1時間近く掛かり結局出発したのは4時過ぎ。ポンドックタンジュンに着いたのは
6時過ぎでなんとか1本川にアタック出来ればと思いましたが、結局目ぼしい川なんて
全くなく7時半頃に諦める。イポーへの戻りは渋滞に嵌まって、降りるインターも工事中で
5km先に飛ばされて都合3時間。やることなすこと全て裏目。ホテルに戻って飯も
喰わずにひたすら眠る。
6日目にしてまともに採集出来たのがたったの1日だけと言う散々な結果。ああ早く
日本に帰りたいと気持ちは既に切れております。あとイポーですが一番デカイホテルの
向かいにデカイショッピングモールがあって、そこの2階にこれまたデカイ本屋が
あります。奥の吹き抜けの所です。イポー空港はこれまたえらく小さくて、車と地図を
探しに行ったら「今日は夜まで飛行機無いから」と閉まってました。