ブセファランドラの自生地状況
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完成&入居が早そうです。ガイド宅もここ数ヶ月で電波が更新して部屋の中でも
ネットが出来ます。現地更新を始めた10年前はホテルにすらwifiがなくて近所の
ネットカフェから更新して居たのが懐かしい。
先日のツイッターアンケート、多数の投票ありがとうございました。20票も集まれば御の字と思っていましたが蓋を開ければ倍以上も集まって感謝しております。それ以上に皆さんインドネシアを判ってらっしゃる。ビカクも提携のガイドさんならなんとか木に登って取るでしょうが、ビカクブームが来れば、高い場所のビカクは登るより切る!なもんで辺り一面大惨事です。外産クワガタブームの時も「えーっ!?そんな採り方するんですか?」なくらいドイヒーな話は聞きましたが、国内ブリードでの供給が始まるとその手の供給業者さんはぱったり息が耐えたので、「増殖」って生体系保護には重要です。
ビカクシダですが幸いタイや国内のナーセリーからの供給がしっかりしているのでその手の話は起きそうにないのが個人的意見ですが、こればっかりは蓋を開けて見ないとなんとも言えない所です。
前回のBBでブセはコピススを8株ほど持って行きましたが辛々ソースに次いでの完売です。最近ブセが入って来て居ないのとヤドクのタンクメイトに最適なとこが
再評価されているようです。と言う訳でまたカリマンタンに採集予定を組みたいんですが、一つ懸案がございます。まずは「Kapuas-2」の産地です。
細流しか無い山間部にスコっと1本大きな川が有って、滝の前後500m(計1km)程の産地です。ここはホマロメナも五目もあるので、ちょこちょこ行ってたんですが
2014年、最後に訪れた時はこんな惨状でした。
AZUL採集のブセはピンチカットです。活着した根茎は残して上の部分だけ、摘んで採集です。
こうやって採集すれば半年ー1年もあれば自生地は回復します。(他の採り子さんの採集痕も見ましたが約1名除いて皆さん綺麗に採集されます)
ただナタで活着した根茎まで剥ぎ取る方法だと自生地回復どころか自生地絶滅も十分あります。採り子の仕事はある意味「夢を売る仕事」ですので2年前は伏せていましたが、最近相変わらず手のひらサイズの塊のまま販売され続けている現状が続いているので、今回ブログにて公表させて頂きます。