海抜2m
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ニアスは大半が珊瑚隆起なので結構高度の高い場所でも貝殻の跡が付いた岩が出て
来ますしピクタムの横に珊瑚が転がってたりします。逆にシボルガに行くと完全にピート系で
クリプトと一緒に自生しているくらいなんで用土で「酸性かアルカリか?」なんかは余り意味が
無いと思います。アルカリのニアス産をアマゾニアに植えこんでノープロブレムなんでまあ
合っているでしょう。
高度ですがそれこそ海岸線から山の頂上付近まで生えていますので気温差は激しいです。
因みに一番低い場所で海抜2m。海のそばで海は見えんが波の音は聞こえる所から上は
600mくらいまでなんで気温差は激しいです。温度差で言うと6℃くらいはある。ただこれまた
栽培下で育成に差が出たり影響が出るかと言うと全然出ない。
【個人的に一番クセのあるピクタム】
エウレカモドキ。未だに適正湿度が掴めない。高湿度で育てると柄出んわ葉型が萎えるわで
扱いが難しい。
【個人的に育て易いピクタム】
緑三色DFS
白玉DFS
2つとも多少湿度外してもすくすく育つし柄も出るし葉柄も間延びすることなく育ってくれる
優等生。そして良く殖える。で、エウレカモドキも緑三色も白玉もDFSシリーズなんで同産地。
自生地の用土や高度は栽培下では影響は無いけど個体そのものの持つ癖は結構出ると
思います。
よく考えると育てやすいピクタムって自生地でも群生形成して40cm近くの大株がゴロゴロ
しているんで「育てやすい、育ちにくい」種類はあるんじゃないでしょうか?