Go to Pulau Simeulue!
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取り敢えず場所確認。

シメウルエ島行き飛行機。3年前にニアスに行くとき、この飛行機を見て
「こんなの乗りたくねぇよ!」と思ったら3年後乗る羽目に(笑)単発機で
飛行機慣れしている甲斐さんでもビビったのね。完全に遊園地の乗り物。

キャビンアテンダントなんて居ないので救命胴衣の説明は搭乗前でござる。

パイロット含めて14人乗り。
何故か扉の開け閉めは甲斐さんの役割。

帰りは操縦席真後ろ。モニター類は液晶で見た目と違って新しかった。
メモリーナビで有名なガーミン製。オープニングムービーが一緒で笑った。
元々この会社、航空機用のGPSの会社。

因みにニアス、シボルガ行きの飛行機。日本で言えばボンバルディアが
同時期同クラス。比較的機歴も浅い。


時速300kmほどとゆっくりなのでいつもと違った景色の流れ方。ろくに
与圧していないので耳鳴りが凄い。ペットボトルもぱっつんぱっつん。

到着。ターミナルは想像以上に小奇麗。この島も地震の被害を受けた
けどその後に大規模なインフラ事業が入った感じ。メイン道路は
片側二車線の四車線。ホテルもネット完備で夜10時以降は流石に
繋がらないけど一応使える。「ロスメン(安宿)しかない」と聞いたけど
クーラー完備でもっと酷い部屋を予測したけど意外に宿は良かった。

メイン通り。片側二車線なのね。


島の西部に廻ると地震の爪痕がポツポツ。住宅は規格通りで場所によって
他では見かけない補強がしてあったり、震源地が近かったのが推察される。
ただ津波で家さらわれたからって高台に移転するとかじゃなくて同じ場所。
「また流されたら流されたで仕方ない」と合理的なのか諦め半分なのか…

ニアス島はインドネシアには珍しくキリスト教徒が大半なんですがここ
シメウルエ島はバリバリのイスラム教オンリー。モスクしか無かった。
ニアスはユニセフやジャイカの海外からの支援が相当入りましたがここは
ほぼインドネシア内での復旧。文化圏は完全にイスラムの色が濃いので
そういった要因があるかも。案の定アルコールが少ない。

牛さんが一杯。

牛さんの落し物も一杯。乾いた頃合いに丁度虫が沸くのか鶏が引っ掻き回す。

甲斐さんの好物トーチカの遺構。頑丈に作っているから壊せずに残っている。
体調が悪かったのと雨で1日潰れて正味1日半の採集でしたが成果は上々。
シベルニアスとアンダマンで鶏唐が出るならシメウルエにも出るはずと
動機は単純。一々文献調べるよりとっとと飛んだ方が早いのです。
ある程度小さい島で標高が低いのが幸いして探せばアグラが出る感じ。
という訳で収穫は次回更新から。今晩20時アップ予定。