現地での休日の過ごし方
|
悪天候、初めての場所だと段取りや数廻って様子を見たいので日程的に
予備日を入れます。昔は移動即採集なんて荒業をしていましたが甲斐さん
もうそんなに若くない。移動の日は移動だけと決めています。あと移動
する時が一番草が痛むのです。移動の後にちゃんとケアしてやらないと
状態を維持するのは難しいわけ。
で、1ヶ月の採集で大体8日程予備日&休日を差し込みます。採集が順調だと
予備日は丸々休日になるので海外で休み。なんて素敵な休日なんだろうと
思われますが大間違い。ピノーやシンタン辺りなら食べる店には困りません。
が、遊ぶには何にも無い(笑)まして山奥で休みの日を取った時には飯屋すら
なんて無い場合もあります。そう休みの日はひたすら寝て疲れを取るのです。
そもそも採集自体が「究極の大人の遠足」なので現地で採集が出来ないなんて
波を前に海に入れないサーファーです。と言っても休みでも仕事はちゃんと
あって洗濯やらブログの仕込みやら(このブログも現地で執筆)採集の最後に
近づくと価格表も作らないと駄目なんです。以前は日程も採集物も少なかったので
帰国後にこさえても対応出来ましたが、最近はアイテム的に30超えるなんて
あるのでもう現地でちゃんとしておかないとグダグダになるのです。採集期間が
伸びると工程も変わったんですがそんなもん教科書にも載っていないですし、
誰も教えてくれない。自分で考えて自分で結論を出す、一連の作業の流れは
ある意味LPG(ロールプレイングゲーム)。頭の中で帰国後のシュミレーションを
するんですが上手くクリア出来たのは極僅か。
そしてクリアするのも一人で悩んで達成感を味合うのもたった一人。未だに
甲斐さんが採集に飽きない理由の一つです。そして最近は維持繁殖という
新たな課題も出て来てどんどん難しくなって行きます。このゲーム、果たして
終わりはあるのでしょうか?
ps帰国後2度目の電池切れ…あ~早く南米行ってカレー作りたい。