総合店と専門店
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見に行ったところで「何処が良いの!?」と言われても困ってしまいます。個人的には
猫とかわいい眼鏡の女性店員さんさえ居れば100点満点ですし「売っていない?じゃあ
採りに行けば?」なんて水槽の中身は自分で採ってくるもんだと思っている世界的に見ても
稀有なおかしい人の話なのです。
お店をやる理由は色々ありますがあくまで熱帯魚ショップは「儲かってなんぼ」ですので、
「利益を上げる」「それを継続させる」が重要なの。んで総合店と専門店だと、アプローチも
扱う商材も変わってくる訳。「熱帯魚屋なんだから熱帯魚扱うに決まってんじゃん」って
総合店に変草置いたところで水槽の肥やしになるのは見えてますし、専門店にAnナナを
置いたところで水槽貯金にもならないのです。
どこのお店も「利益を上げる」ことには熱心ですが「継続させる」方に力を入れているお店は
少ないです。担当が変わった(抜けた)途端、グダグダになった総合店をなんども見ている
ので、同じ部署を一人が長期間担当するのは非常に危ないのね。特に海水魚なんて職人
みたいな店員が一人居るだけでロス(死亡率)がガラっと変わります。海水魚は安売りで
死ぬ前に売ってしまうか、餌付かせて高く売るしか儲かる方法がない訳ですから、職人の
存在は非常に重要になります。
海水魚の質なんてシマヤッコやニシキヤッコの居る水槽に手をかざせばすぐ判る。餌付いて
いれば手によってくるし、こいつら餌付かせることが出来るのは職人さんの仕事なのです。
こういう個人の技術をショップ全体の財産に変える作業は非常に難しいのね。教える方も
教えられる方も共に意識が高くないと駄目なのです。