画像がありました。
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ミニマと混生。動画の撮影と蚊に気を取られて、採集した記憶が無い。多分画像は
あるのでシダと思って持って帰って来たかも。帰国後ミニマの袋を開けたら、
「なんじゃこりゃ?」水中に沈めるのは無問題。一応商売なので「とにかく売る」のが
基本ですが売って後悔した数すくない草です。
「もう一回採りに行け!」と言われてもあの林ではミニマと蛭は出てきますが
あのサトイモはちょっと厳しい。クリムのアグラオネマは数あるんですが、
湿性林系は意外に少ないんです。ジェマランのレッドステムも嫁ぎ先で
「良い物だな…南マレー産だな」
「はあ、南マレーですか?」
になっているし、大抵水中化行けるし、クリプトほど気を使わなくて良いし
サトイモ系は今一押しです。
ただ今後の心配はサトイモの仲間は園芸ルートにも乗っかってくるので
産地偽装がし易いことです。東スポ編集部の手に掛かればタイの農場産が
あっという間にマナウス産やアフリカ産に早変わり。如何せん増殖モノは検疫上
殺虫剤塗れですので、水中にすぐ沈めるとエビなどの甲殻類が全滅します。
こんな話、業界人にゃ~常識ですが東スポがそんな話知っているとは思われない。
「あんた学校で何教えてんだ!?」と小一時間ほど問い詰めてやりたいです(笑)
こういった「1点モノ」ですが僕に注文だせば良いかと思ったら大間違いです。
採集業者なんてショップ直属の近衛兵ですので「これくれ」「了解!ユア、ハイネス!」
だす。勘の良い方は成田帰着か関空帰着か先読みしていますので、カバンゴロゴロ
してお店入るともう押さえられています。