土星1995年型
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1999年か2000年だす。しかもオパクスの混じりなのね。兄ちゃんがお店をやった
時に非常にお世話になったお客さんが絡んでいます。ある日、熱帯魚屋さんにオパクス
(ヴェルデ産)が入ったからお客さんの知り合いが見に行ったら、様子の違う株が数株。
「さ、さ、触っても良いですか?」と水槽に手を突っ込んで茎触ったらプラスチックみたいに
硬いんでやんの。10数株から様子の違う硬い株を抜いて、兄ちゃんのお客さんに
ホットライン。「オ、オパクスにサターンが混じってるぅぅぅぅぅぅ!!!」
兄ちゃんのお客様、ホットライン後仕事をほっぽらかして、南の系列店に直行。そこにも
オパクス入荷済み。後ろの数株がずいぶん小さい。「さ、さ、触っても良いですか?」
と水槽に手を突っ込んで茎触ったらこれもプラスチックみたいに硬いんでやんす。
結局その時のオパクスの入荷の何割かがサターンでした。まあ関東にも入荷が
ありましたのでかなりのサターンが「割安」で出回りました。その後、「サターン」で
入荷があったんですが値段が「70,000円」(あってる?)と急に高騰。
で、以上の事実から2000年時点で
1:採り子はサターンとオパクスの区別がついていない
2:シッパーはサターンとオパクスの区別がついていない
3:日本側の問屋もサターンとオパクスの区別がついていない
です。
凄いですねぇ~、2000年の段階で業者の誰一人「サターン」を知らないのに1995年の
時点でサターンの判別が出来たなんて(ゲラゲラ)産地偽装はホシクサの特権ですが
年度偽装はエキノの特権ですか?エキノの場合、ワイルド偽装(国内増殖株をワイルド
偽装)もありますので、エキノ系のお店が可哀相です。まああっしは南米に行くことなんて
多分ないので、のんびり構えておきます。
クリプトで年度偽装するなら、やっぱりチマヘンシスですか?「1942年2月15日、
マレー攻略戦の最期を飾る、シンガポール攻略戦にて第5師団の凸撃によって
BKTチマが占領された後、周辺の生態調査でサンプリングされた個体の繁殖株です。
大変貴重で珍しい個体ですので、この際ぜひコレクションに加えてみては如何ですか?」
あと近いうちに「観賞魚業界に入るのに専門学校は必要か?」なんてのも書いてみます。