2007年3月3日(土)
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実際に採集開始は8時頃。クアンタンの南、パカン目指して車を走らす。途中、
良い感じのスワンプがあるが、クリプト出ず。パカンから海岸線沿いにメルシンを
目指すがこれが裏目。パカン一帯は保護林が広がり、原生林が結構残っているん
ですが、何のことはない低湿地帯の為に椰子もゴムも植林が出来ないだけだす。
海岸線は至るところにブラックウォーターが流れていますが、クリプトのある気配は
一向にありません。さすがに2日続けて何にも無しは不味いので「今日、クリプトを
見つけれなかったら晩飯抜き」の誓約をつける。
夕方5時になっても、ミリオsp、シダとホシクサしか見つからず。
■ミリオフィラムsp Gunung Arong MERSING産
■ホシクサsp Gunung Arong MERSING産
「ちょえ~晩飯抜きかへ!?」と諦めかけた瞬間、やっとこさ発見。
■Cryptocoryne cordata Gunung Arong MERSING産
PHは4.2と今回、一番酸性度が高かったです。土壌はほとんどADAのリオネグロ
サンドの感じで細かい白砂が主体です。最初はグリかと思いましたが、ホント一輪だけ
咲いてくれてました。流れのある川なんですが、名前は判らず「Gunung Arong」は
地名です。採集も済まして軽くマンディ(沐浴)しながら一息つくとすっかり辺りは暗くなって
森の中は蛙さんの大合唱。メルシンに着いた頃は夜の9時を過ぎてホテルに入って
まずは水草の整理。次に身体を洗って、飯食ってネットカフェからブログの更新。
メルシン近郊はまだまだクリプトが出る可能性が高く、今までの分を取り返すべくぐっすり
寝るだけ。でわでわ。
コルちゃん。育成難易度は易しいと思います。「つおい、きれい、よく殖える」筈ですので
ちょくちょく紹介していきます。