冬季の管理について
|
結果が出ましたので備忘録的にまとめ。来年はまた違う事言ってる可能性は
非常に高いので話半分で見ていてください。
【冬季の特徴】
1:温度を上げるのが難しい。
クーラー付きの温室でもこの時期は温度が上がりにくいです。ウチの温室は昨年は飼育ケースの台数が多かったので、照明点灯時は冬場でも28℃くらいまでガッツリ
上がっていました(蛍光灯やメタハラって結構温度上がります)が、今年はケース半減どころか2割も無いので、上がって25℃。更に外気温が低いとクーラーが止まる
涙無しでは語れないくらい苦労をしております。幸い下限で22℃、上限24℃くらいなので成長は止まらず一応動いています。
2:湿度が激しく落ちる。
低い時で20%。洗濯しても室内干しですぐ乾く。水遣りしてもすぐ乾く。
3:掛けれる時間は変わらないのに掛ける手間は増える。
梅雨~夏季だと3日に1回で良かった水遣りがこの時期、1日1回、下手すると1日2回のパワープレイです。それでも間に合わずにアグラオネマは棒になったりホマロメナは葉が全落ちのハードプレイ。1日に手が掛けれる時間は変わらないのに、手間だけが増えて間に合わないと状態が著しく落ちてしまいます。完全に枯れた訳じゃないなら、諦めずに水遣りをしておけばGW前後からキレイな葉を出してくれます。状態を落としても今の時期ちゃんとケアすれば春夏に掛けて作り直せます。
【今冬の状態】
1:約3ヶ月留守確定
前回BB終了後、12月10日に離日。今回2月3日に来日したので都合2ヶ月弱の留守です。
2:この間の水遣りは3回のみ。
この間の水遣りはシェアハウス時代の看護師さんに3回だけ温室に来て貰いました。所謂完全に素人です。
3:ロスは1株も無し
半分残れば御の字と思っていましたが、意外にロス無し。1鉢だけ悲惨な状況(棒)ですが草体自体は生きていますのでちゃんと作り直し出来ます。あと作は間違いなく悪くなっているはずが去年一昨年に比べて上手く行きました。
全て3ヶ月で3回の水遣り飼育個体です。
【今冬のコンセプト】
1:ケースの密閉度を上げて、水遣りは減らす。
とにかくケースの開口部は全部塞いで水の蒸発を減らしました。
安心のラップ巻き。霧吹きの開口部もテープで止める。
発泡スチロール表面からも蒸発してそうなんで底部もグルグル巻き。
業務用ラップです。
中の草体の入った鉢もラップで巻いています。体感で蒸発率が半分以上落ちる感じです。冬場1日1回の水やりもこれなら3日に1回くらいで行けるはずです。
あといくつは隠しレピシありますが、1週間程度の留守状況なら鉢ラップと開口部全閉鎖でやり過ごせるはずです。ただ過度に水遣りしちゃうと根腐れはしやすく
なるので、サンプルケースで早い内に実験するのがお勧めです。自分も7月以降色々実験しております。